おじいちゃんと孫

まだ腰がピリピリしてるんですけど。


今日はようやく体温が安定してきました。今までは、36度代と思ったらいきなり37度代になるの繰り返しだったんですが、今日は36度代でした。
よかった。


食堂でコーヒー飲んでました。
おじいちゃんと、3、4歳の女の子がいました。
その会話。

おじいちゃん。折り紙の折り方教えてあげるね。
こうやって折るんだよ。分かった?
ここが難しいところだよ。できる?
おじいちゃん。じょうずだね。えらいね。
おじいちゃん。こんどは一人で折れる?やってごらん。

昨日わたしお腹すいちゃって、おじいちゃんのご飯食べちゃってごめんね。

あたし雨ってきらいなんだ。
今日もびしょぬれになっちゃったんだ。
洗濯もできないし、雨っていやだよね。

みたいな。
それに優しく答えるおじいちゃんみたいな。


ありゃ、おじいちゃんの病気治るわ。病魔ものほほんとしちゃうわ。


隣で聞いてる俺も癒されちゃったよ。


余談だけど。こんなこと書いたら怒られちゃうけど。
最近。電話やメールで、こう言われることがあります。

とても嬉しいけど。励まして言ってくれてるんだけど。
素直に喜べないんだ。


それは、
病気になって、もっといい先生になるね。
とか。
病気になってもっと温かい心をもったね。成長したね。
とか。
病気になってさらに深い人間になったね。
とか。


そうかもしれない。
病気を乗り越えて成長したかもしれない。

でも。病気になんかならないのが一番いい。いい先生にも、深い人間にもならなくていい。
病気は辛すぎる。孤独すぎるよ。


病気を乗り越えて成長したね。
その言葉は、同じ病気を乗り越えた人しか使ってはいけない気がする。
いい先生になるため。
深い人間になるため。
温かい心をもつため。
そのために病気になりたいですか?


健康であることが1番です。
元気でいられることが1番です。