外来49〜50

こんばんは。
2017年も終わろうとしています。
退院から6年。
マスクは予防から防寒に代わっています。
それでも病院に向かう時、病院に入る時には、あの時の記憶が鮮明に思い出されるのです。

病気で苦しんでいた時に、たくさんの人に支えてもらいました。悲しさや苦しさを乗り越える時、近くに自分を気にしてくれる、心配してくれる、応援してくれる人がいるのは大きな力になります。一人では乗り越えられなくても、誰かと一緒なら乗り越えることができるのです。

あの時は、家族や親友はもちろん、これまでに出会った人達、そして、少し疎遠になってしまっていた人達にも支えてもらいました。あまり仲良くなかった?そんな人にも支えてもらいました。

普段、健康で、様々なことに追われながら生きていると、ちょっとしたことで他人に対して冷たくなったり、批判したくなったり、出会えたことの喜びを感じられなくなったりするものです。
でも、自分が追い込まれた時に周りに自分を見てくれている人がいることに、とても感謝するものです。

人は状況によって変わる…。
ただ、周りに感謝する気持ちは大切にしたいなぁと思っている今日この頃です。

相手を受け止める気持ち。相手を認める気持ち。認め合う気持ち。
今の日本に必要な心です。
そして教育の現場でも必要な心だと感じています。
何でも生きているからこそ。
生きていること。

今年も終わります。
無事に健康にいられることに感謝しています。
長ーいプログになっていますが、元気に生きていることを証明になればと思っています。
今後は年に3回ほどの外来での経過観察です。
定期的に診てもらえるのはありがたいことです。

バーキットリンパ腫
悪性リンパ腫白血病

いま、一番良い薬が生まれているのではないでしょうか?近い将来。白血病は確実に治る病気になることでしょう。早くそうなってほしい。

闘病中の方々が一日も早く元気になることを願っています。