正義と悪
お久しぶりです。ちなみに今回のブログ長いっすよ。
病院に帰ってきてしまいました。
金曜日から、二泊三日の自宅旅行でした。点滴やら、煩わしいものがなく生活できるのっていいね!!
おいしいものもたくさん食べました。というか、今までの入院生活の食事に比べたら、なに食べてもおいしく感じられるっつうもんです。幸せでした。
特に日曜日のランチは最高の食事でした。楽しく、おいしい食事でした。
実は、
今回の一時帰宅の話をもらった時に、最初は断ろうと思っていました。それは、一回自由になり、病院を離れたら、次の治療への気合いが薄れてしまう気がしたからです。
だから、今までも外泊は断り、治療を優先させてもらっていました。
しかし、今回、一時帰宅を決断した大きな理由は、お医者さんや、看護士さんが、学校に行って子供たちに会ってきていいと言ってくれたのです。
しかも、土曜日は学芸会でした。今まで、学芸会に向けての子供たちの頑張りは聞いていましたし、私がいない中、学年の先生にものすごい御苦労をかけてしまっていました。
それを見に行っていいと言ってくれたのです。
いきなり担任がいなくなり、勉強も進まず、クラスも少しずつバランスを崩し、先生方が代わる代わる面倒を見てくれていました。子供たちにとって、途中で担任が変わるのは大きなストレスなのです。
何通、手紙をもらったでしょうか。
待ってるよ。
早く帰ってきて。
会いたいよ。
何回言われたことでしょう。
これまで、僕も子供たちもずっと耐えてきました。
自分の数値が上がったタイミングと、学芸会のタイミング。前日に届いた子供たちからの手紙と写真。
会いに帰ろう。
そう決断したんです。
土曜日。行ってきました。
お医者さんから言われた条件はきちんと守りました。詳しくは書きませんが、いろいろな制約があってのことです。
時間に合わせて、体育館へ。
子供たちの劇が始まりました。
うまくできたとか、できてないとか、劇の内容とか。そんなことより。
とにかく子供たちは一生懸命でした。手紙に書いてあったように、病院にいる私に届くように演じていました。
最初からずっと涙が止まりませんでした。
劇の終了後。
教室へ行きました。
子供たちは驚いていました。
でも、いっぱいの笑顔でした。
一人一人と握手をしました。
そして、抱きしめました。
みんな泣きました。
少なくとも、僕は自分が目指すべきクラスの姿を見た気がしました。
真の教育の姿を見た気がしました。
あの瞬間は自分の中にとっておきたいと思います。
最後に子供たちと約束をしました。
正義と悪の話です。
僕は最後まで約束を守り、治療を乗り越え、再び教室に戻ります。
そのために2つのことは実現させないで帰ってきました。
その2つのこと。
それは、その瞬間を迎えた日にブログに書きたいと思います。
そして、その日をブログの最終回にします。
新たな目標に向かって、病気を根こそぎやっつけてやります!
今回のブログ、変な感じですみません。ただただ、子供のことになると熱くなっちゃうんです。昔から。
明日から4回目の抗がん剤治療スタートです。頑張るぞ〜!!!!!!